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2009年10月 2日 (金)

計画的な九龍城砦、310000の原点。

サンシャインシティは無駄にデカイと思う。サンシャイン60とプリンスホテルの2大高層ビルは良いとしても、池袋駅から延々と歩かせる参道を地下で抜けると、まず小学生高学年女子向けの服屋やまるで緊張感の無い店が集まるALPAやALTAというダラダラとしたショッピングモールに始まるサンシャインシティ。高層ビルのある背の低い区画の先に抜けると、やたらでかいワールドインポートマートという箱物。水族館にナムコナンジャタウン、プラネタリウム、囲碁サロンや職安まである上、心霊スポットの公園まで併設するという変な充実ぶり。ワールドインポートのさらに奥地のほとんど人が行かないところにまた文化会館というやたらとデカイ箱物(これら2つは、”ビル”というより”構造物”と呼んだ方が適切だろう)がある。ここはほとんどイベント会場と劇場なので、そもそも人気が少ないが、念を押すかのように古代オリエント美術館といったマニアックな”文化施設”とスポーツクラブ。この構造物の上はどうやらマンションらしい。かなりボロクソに書いた気がするが、サンシャインシティは30年前の施設と思い至れば、こういった複合施設の上に住宅があるのは、意外に今風なのかもしれない。
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それにしても、文化会館側から見た時の、この妙な”巨大構造物感”はなんだろう。すごく無理して造ってる感じがあるのだ。必要があって造られたというより、何が何でもこの土地を覆い尽くさなければならなかったといった執着心のようなものが。たしかにこの区画は元”Sugamo Prison”でA級戦犯らが処刑された場所。だからといってここまで草の生える場所もないほど建物で覆い尽くさなくてもって気がする。なんというか、計画性を持って造られた九龍城砦のような、そんな印象が残る足の踏み場のなさ。建蔽率とかどうなってるんだろう?

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色々書いたが、サンシャインシティは310000が本格的に活動をはじめた原点の場所でもある。2004年ごろはこれとほぼ同じ写真が310000の表紙だった。違うのは、当時はケータイで撮っていたが、いまはデジカメなこと。当然画質は大違いだけど、基本的なコンセプトというか、写真の撮り方はさほど変わっていない。今回のこの2枚の写真は、当時と同じようにサチュレーションをいじってある。
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でももっとくっきりはっきり濃い写真だったと思う。あの頃のタイトル写真、どこかのサーバーに残ってないかな?

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